老人性イボは女性にとって大きな悩みです。
どれだけキレイな服を着飾っていても、首がイボだらけではその美しさも半減してしまいます。
本当はもっと開放的なファッションを楽しみたいと思いつつ、イボを隠すために首を覆うような服を選ばざるを得ないという女性は少なくありません。
老人性イボがある女性はどうしても老けているように見られてしまうのも悩みどころです。
首元は女性の若さがハッキリと反映される場所であり、いくら顔のシワやシミに気を使っていても首元がイボだらけでは台無しです。
女性として長く若々しさを保ちたいなら、老人性イボのケアは必須であるといえるでしょう。
老人性イボは病院にいかなくても自宅で取ることができる!
首まわりに適切なスキンケアを行っていれば、老人性イボは充分に自分で取ることは可能です。
老人性イボは加齢と共に出やすくなる症状ですが、歳をとったら必ずできるイボというわけではないのです。そもそも老人性イボとは「皮膚ダメージの蓄積」によって引き起こされる症状です。
単に歳をとったからイボができたというわけではなく、長年受け続けてきたダメージに皮膚が耐えきれなくなった状態なのです。
つまり、日ごろからしっかりとスキンケアさえ行っていれば、皮膚にダメージが蓄積せずに済むのでイボができにくくなるわけです。
スキンケアといっても、難しい方法を使うわけではありません。よほど悪化していない限り、ほとんどの老人性イボは自宅ケアで治すことが可能です。
自宅で行う老人性イボのケア方法はいくつかありますが、やはり専用のイボケア化粧品を使った方法が最も効率的です。
ありがたいことに最近は効果の高いイボケア化粧品がいくつも開発されており、症状によっては数日間首まわりに塗るだけでイボがポロポロと取れてしまうなんてことも珍しくないのです。
老人性イボは病院でも治療することが可能ですが、病院に行くのは自宅でのスキンケアを試してみてからでも遅くはないはずです。
とはいえ、ひとくちにイボケア化粧品とは言ってもどの製品を買うべきなのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは数あるイボケア化粧品のなかから、特にオススメできるものだけを3つ厳選してご紹介しましょう。
首や顔のイボがぽろり!オススメのいぼ化粧品ランキング
艶つや習慣プラス
値段 | 4.104円/120g・1ヶ月分 ⇒ 2.052円(初回分) |
1日あたり | 68.4円(初回分で計算) |
主成分 | ハトムギエキス・あんずエキス・プラセンタ |
公式HP | http://www.aqua-b.jp/ |
艶つや習慣の特徴
艶つや習慣は、老人性イボのケアはもちろん、化粧水や乳液などの成分を配合することでスキンケアの効果を高めたオールインワンジェルです。
老人性イボの改善に高い効果が期待できるとされるハトムギエキスやあんずエキスといった成分が従来品の5倍も配合されており、顔や首まわりのイボに悩む女性たちに高い支持を得ています。
しかも1ビン120gとかなり大容量なので、お子さんのお風呂上りの肌ケアや、男性のヒゲ剃り後のスキンケアなど、老人性イボに悩む女性だけでなく家族みんなで使用できる使い勝手の良さも魅力です。
艶つや習慣は唯一、定期便の解約縛りがありません。1回だけお試ししたい方でも、一番お得な艶つや定期便に申込むことで初回50%OFF・送料無料で購入することができます。
クリアポロン
値段 | 6.800円/60g・1ヶ月分 ⇒ 1.800円(初回分) |
1日あたり | 60円(初回分で計算) |
主成分 | Wヨクイニン・あんずエキス・ダーマヴェール |
公式HP | http://www.clearporon.jp/ |
クリアポロンの特徴
クリアポロンは、「トリプルスポット方式ケア」と呼ばれる独自のメカニズムで老人性イボをケアしてくれるオールインワンジェルです。
老人性イボの治療に高い効果を発揮することで知られるヨクイニンが不要な角質を落とし、プラセンタなどの美容成分を肌に浸透させ、セラミドでお肌のバリア機能を高めるという3つの視点からケアを狙います。
ただ単にイボを落とそうとするのではなく、肌の機能そのものをパワーアップさせて老人性イボの再発に備えてくれる点がクリアポロン最大の特徴なのです。
わらびはだ
値段 | 9.980円/30g・1ヶ月分 ⇒ 1.980円(初回分) |
1日あたり | 59円(初回分で計算) |
主成分 | ヘチマ・ヨクイニンエキス・EGFヒトオリゴペプチド‐1 |
公式HP | https://www.churacos.com/ |
わらびはだの特徴
わらびはだは、小さなポツポツやイボをケアするために作られたイボ対策化粧品です。オールインワンジェルタイプになっているので、普段のスキンケアに使いやすいのも魅力ですね。
わらびはだ最大の特徴が、美肌県として知られる「沖縄県」の天然素材をいくつも配合しているという点です。ヘチマエキス・アセロラエキス・オクラエキスなど、他社のイボ対策化粧品には入っていない美容成分がギュッと詰まっています。
完全国内生産&完全無添加にこだわり抜いて作られたわらびはだですが、海外のユーザーにも人気を博しています。世界屈指の美容大国であるフランスで「楽天売り上げランキング1位」を獲得していることからも、文字通り世界に認められたコスメだといえるでしょう。
老人性イボの原因とできやすい場所は?
老人性イボの正体は、古くなった角質の塊です。人間の肌は、古くなった角質と新しい角質を「ターンオーバー」というサイクルで入れ替えています。
しかしターンオーバーが正常に行われなくなると、古い角質が上手く落ちなくなり、その下から新しい角質が皮膚を押し上げていきます。こうして大きく膨らんでしまった皮膚の一部が、老人性イボという症状として現れるのです。
では、どうしてターンオーバーのサイクルが乱れてしまうことがあるのでしょうか。それは、首まわりの皮膚が外部からのダメージにとても弱いからです。
皮膚は、紫外線、肌への刺激、生活習慣、老化、遺伝などの原因でダメージを受けます。
このなかで特に注意しなければならないのは紫外線で、若いころに紫外線ケアを怠っていた女性の首には老人性イボができやすいことがわかっています。
さらに、ネックレス等のアクセサリーが皮膚と摩擦を起こすことで老人性イボに繋がるというケースも少なくありません。老人性イボを防ぐためには、紫外線や肌への刺激を最小限に抑える努力が必要になるのです。
また、老人性イボは一般的に「首イボ」と呼ばれることが多い症状ですが、決して首まわりだけに現れる症状というわけではありません。
主に老人性イボが出来やすい場所は以下になります。
首まわりは単に皮膚が薄いからイボに繋がりやすいというだけで、皮膚ダメージを蓄積すれば全身のどこにでもできる可能性があるのです。
顔・首の老人性イボを取りたい!どんな治療法が効果的?
老人性イボは放置しておいてもなかなか治りませんが、適切に治療を行えば綺麗に治せます。
イボケア化粧品を使って自宅ケアを行うのが最も痛みなく安全なのでオススメですが、老人性イボの治療にはイボケア化粧品を使った方法以外にもいくつかの方法があります。
ここでは、老人性イボ治療の方法として「市販薬を使う」「病院での治療」「自分で取る方法(危険)」の3つをご紹介しましょう。
市販薬を使う方法
イボコロリ
イボの治療薬として日本一有名なのはおそらくイボコロリではないでしょうか。
しかし、イボコロリは正しい使い方を守らなければ皮膚にダメージを与える危険性もあります。
適切に使えば効率的にイボを除去できますが、用法を間違えると健康な皮膚に痕を残してしまう可能性があるのです。
イボコロリの危険な使い方として、顔や首にできた老人性イボに使用してしまうというケースがあります。
顔や首は皮膚が薄く、イボコロリほど強力な薬剤を塗布すると色素沈着を起こしやすいため絶対に使用してはいけません。色素沈着が起こった部分は自然治癒する可能性が低く、イボよりも余計に目立つ痕としていつまでも残りかねません。
液体タイプの場合、塗布する量が多すぎて健康な皮膚にまで薬効が及んでしまうのも危険です。イボコロリの有効成分であるサリチル酸は、イボ以外の皮膚にも等しく作用してしまうため、溶かす必要のない皮膚まで柔らかくしてしまいます。
手足などの皮膚が分厚い部分であっても、健康な皮膚を柔らかくすると色素沈着を起こしやすくなるので注意しましょう。
関連記事イボコロリはどんなイボにも使えるの?顔や首にはサリチル酸が逆効果!
ヨクイニン
ヨクイニンを配合した市販薬にもたくさんの種類があります。経口摂取型のサプリメントタイプのものから、肌に塗ることで効果を発揮するジェルタイプのものまで様々です。
どの市販薬にも違った長所があるので、ヨクイニン配合の市販薬を探すときは自分の症状に合ったものを選びましょう。
関連記事老人性イボにヨクイニンが効果的!副作用や市販薬の売れ筋商品を紹介
杏仁オイル
杏仁オイルには様々な効果が期待できますが、ここ数年は特に杏仁オイルに隠された「イボ治療」の効果が注目されています。
市販されているイボ対策化粧品にも杏仁オイルが配合されていることが多く、杏仁オイルは「ヨクイニンエキス」と並ぶ二大イボ改善成分として脚光を浴びています。
関連記事杏仁オイルがイボ取りに効果あり!口コミ評価の高い杏仁オイルを調査
病院で治療する方法
自宅でケアしてもなかなか効果の出ない頑固な老人性イボは、病院で皮膚科の医師に診てもらうことをオススメします。病院では、主に「凍結治療」「レーザー治療」のいずれかの方法でイボの除去が行われます。
凍結治療
凍結治療は、液体窒素をイボに直接押し当てることで軽度の凍傷を起こし、イボを落としてしまうという治療法です。
大きなイボでも一発で落とすことが可能だという点が魅力ですが、軽度とはいえ凍傷を起こすわけですからそれなりの痛みを伴うのが難点です。また、凍結治療はイボの再発率も高いと言われており、完治までには何度か通院する必要があります。
関連記事液体窒素療法が老人性イボに与える効果と痛み|治療に掛かる料金
レーザー治療
レーザー治療は、レーザーをイボに照射することでイボそのものを削り取ってしまうという治療法です。凍結治療に比べると痛みが少なく、完治率が高いことがメリットですが、保険が適用されないので治療費が高額になってしまうという側面もあります。
病院での治療は、専門の医師によって適切な治療を受けられる「安全性」が1番のメリットです。
素人判断の間違った治療法で症状を悪化させることもなければ、万が一イボが悪性腫瘍だった場合でも早期発見できるので安心です。
レーザー治療のデメリットを挙げるとすれば、自宅で治療を行うよりも費用が掛かってしまうという点、また凍結治療・レーザー治療のいずれもそれなりの痛みを伴うという点です。
関連記事レーザーで老人性イボを治療する方法とは?費用や保険適応の有無について
自分で取る方法
最初に注意しておきますが、老人性イボを自分で切り取ったりするのは大変危険な行為です。
ただ、自分で老人性イボを取ってしまうという方が一定数いるようですので、その方法と注意点をご紹介しておきます。
上手く行けばこれで老人性イボが完治することもありますが、怪我や症状の悪化に繋がる可能性も高い方法なのでオススメはしません。
ハサミでイボを切り取る方法
自分で取るという方は、爪切り用のハサミ等を使ってイボを切り取ってしまうという方が多いようです。
老人性イボは古い角質の塊で、内部に血管や神経は通っていないのでハサミで切っても痛みを感じることはありません。
ただし、少しでも切る場所がズレると周囲の神経や血管を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。
糸やピンセットを使ってイボを挟み切るという方法
ハサミに比べれば安全ですが、これもやはり賢明な方法とは言えないでしょう。万が一、それが老人性イボではなく悪性の腫瘍だったりした場合、これらの道具で刺激することで症状が悪化する可能性があります。
ドライアイスを使って除去する方法
痛みを伴わずに老人性イボを取る方法としてドライアイスを使った方法が紹介されることもありますが、これはほとんど効果が無いとみてよいでしょう。
ドライアイスをイボに押し当てることで簡易的な凍結治療を狙うという理論ですが、ハッキリ言って逆効果です。
イボが落ちるどころか周辺の皮膚細胞を凍傷で傷つけてしまうため、この方法だけは絶対に試さないようにしてください。
シミにそっくりな老人性イボがある!?
一般的な老人性イボは、皮膚の一部分だけがポコッと盛り上がった形状をしています。
自分の皮膚に老人性イボができたら、素人目にも「イボができた」という事実が一目で確認できるのが普通です。しかし稀に、数センチクラスの大きなイボができているのに本人が全く気付かないというケースがあります。
なぜなら、老人性イボのなかには「シミと見分けがつかない」という珍しいタイプもあるからです。
シミそっくりの老人性イボは、横から見ると周辺の皮膚よりも少しだけ盛り上がっていることが確認できます。
症状の進行具合によっても違いますが、盛り上がっているのはほんの1~2㎜程度なのでパッと見はシミにしかみえません。
シミと老人性イボの違いとは?
上記でもご説明した通り、老人性イボは「古い角質の塊」です。
ターンオーバーが乱れることで古い角質が積み重なり、やがてイボ状の塊を形成しています。
しかしシミは、皮膚の内部で「メラニン色素が沈着した状態」のことを言います。
メラニン色素は人間の体内に存在する色素で、ホクロが黒いのも、日焼けすると皮膚が黒くなるのもメラニン色素の働きです。
主に加齢や紫外線などによる皮膚ダメージが原因で、メラニン色素が1箇所に固まってしまったものを俗に「シミ」と呼びます。
老人性イボは皮膚の表面に起こる症状ですが、シミは皮膚の内部で発生します。
そのため老人性イボはよく見ると盛り上がった形をしていますが、シミは周囲と色が違うだけで皮膚の形状に変化はありません。
治療法を間違えないように注意しよう!
シミは老人性イボとは全く異なったメカニズムで発生します。
そのため、シミを治す手順も老人性イボとは全く違うということを覚えておきましょう。
単なるシミの場合は、メラニン色素の働きを抑える塗り薬でも症状を改善することができます。
しかし「シミに似た老人性イボ」の場合、いくらシミ用の塗り薬を使ってもほとんど効果が表れることはありません。
「市販のシミ消しクリームを使っているのに全然消えない…」なんて心当たりのある方は、シミの正体が老人性イボである可能性を疑ってみてもいいと思います。
では、シミに似た老人性イボはどのようにして治せば良いのでしょうか。
この答えはいたって簡単で、「普通の老人性イボを治すのと変わらない」というのが正解です。
ヨクイニン入りのクリームを使って自宅ケアを行ったり、病院でレーザー治療などの施術を受けることでも治すことが可能です。
食事療法で体の内側から老人性イボを治す!
老人性イボを治すためには「健康的な食生活」に気を使うことも大切です。
肌のターンオーバーは食生活にも大きく影響されるため、脂っこいものばかり食べていたり、甘いもの中心の食生活を送ったりすると老人性イボができるリスクも高まります。
ヨクイニンなどのサプリメントを摂っていても、大元の食生活が不規則ではせっかくの成分も効果を発揮できません。常日頃から規則正しく、免疫力をアップさせるような食生活を心がけることが老人性イボを治す近道となるのです。
乱れた食生活を見直すのは大変ですが、絶対に治すというマインドを持って食生活改善に挑みましょう。
ここでは、老人性イボの改善に特に重要となる4つのビタミン群をご紹介しておきます。老人性イボを治したい方は、これらのビタミンを意識的に食事に取り入れつつ、バランスの良い食生活を目指してください。
ビタミンA
ビタミンAは主に動物性の食品などに含まれている脂溶性のビタミンです。
- 鶏レバー
- うなぎ
- バター
などの食材に多く含まれています。
目に良いビタミンというイメージが強いかもしれませんが、実はビタミンAは皮膚や粘膜の保護にも欠かせない働きをしています。
体内のビタミンAが不足すると皮膚の再生に支障が出るため、イボや魚の目ができやすくなることが分かっています。
ある日突然老人性イボができてしまったという方は、ビタミンAの不足が原因になっている可能性も否定できないのです。
ビタミンB
ビタミンBには8種類あり、全て合わせて「ビタミンB群」と呼びます。
単独で摂取するのではなく、まとめて摂取したほうが効果が高くなることがわかっています。
例えば、ビタミンB2は細胞の再生の助けになり、ナイアシンは皮膚の炎症を抑え、パントテン酸は皮膚に栄養を与えます。少しづつ効果が違うものの、まとめて摂取することで皮膚の再生を総合的にサポートしてくれるのがビタミンB群の特徴です。
ビタミンB群を多く含んでいる食材は、「レバー類」です。
ナッツ類や牛乳などにもビタミンBが含まれていますが、レバーは数多くのビタミンB群を合わせ持っている食材なので効率的です。レバーの種類は鶏・牛・豚のいずれでも構いません。
ビタミンC
美肌効果が高いことで比較的有名なビタミンCですが、もちろん老人性イボの改善にも役立ってくれます。
ビタミンCを多く含む食材は以下の食材などに多く含まれています。
- 赤ピーマン
- アセロラ
- レモン
ビタミンCが優秀なのは、高い抗酸化作用を持っている点です。皮膚は活性酸素の働きで老化しますが、ビタミンCのように抗酸化作用を持った成分を摂取していれば皮膚の老化を抑えることが可能なのです。
また、ビタミンCは老人性イボの大敵である紫外線にも強く、紫外線によって生成された活性酸素を抑えたり、シミやそばかすの原因にもなるメラニン色素まで抑制してくれます。
ただし、ビタミンCは摂取してから2~3時間で排出されてしまう成分でもあります。継続的に効果を得たければ、1日分のビタミンCを1食で摂るのではなく、3食に分けて小まめに摂取するのが良いでしょう。
ビタミンE
ビタミンEは油などに多く含まれている脂溶性のビタミンです。
- ひまわり油
- 米ぬか油
- 魚卵
などの食材に多く含まれています。
ビタミンEが老人性イボの改善にもたらす効果は大きく分けて2つあります。
1つ目が「抗酸化作用」で、皮膚が老化する原因である活性酸素を抑制する働きです。
そして2つ目が「肌荒れの予防・改善効果」です。
ビタミンEを摂取すると体内の毛細血管が拡張され、滞っていた血流が良くなります。その結果として、肌のすみずみまで血液が循環するようになり、肌荒れの改善に繋がるのです。
老人性イボが他人にうつることはあるの?
一般的に「イボ」と呼ばれる症状には、ウイルスが原因となって発生するタイプと、皮膚の老化などの原因でウイルスとは無関係に発生する老人性イボの2種類があります。
ウイルスを原因として発生するイボは「ウイルス性イボ」、または「尋常性疣贅」「ウイルス性疣贅」などと呼ばれます。
簡単に説明すると、ウイルス性イボは人間の皮膚に特定のウイルスが感染することで発生するイボです。ウイルス性イボは「良性腫瘍」の一種なので健康に大きな害をもたらす危険性は低いのですが、放置しておくと大きくなることもある厄介な存在です。
イボの原因となるウイルスは、主に皮膚上に出来た傷口から感染すると考えられています。
ウイルス性イボは細かい傷が出来やすい手のひら・足の裏などにできやすい傾向があります。
関連記事ウイルス性イボができる原因と感染経路や治療法を徹底リサーチ!
老人性イボを自分でケアするにあたっての注意点!
ここまで、自宅でも簡単に試せる老人性イボのケア方法などをご紹介してきましたが、最後にとても重要なお話をしておきます。
今回ご紹介した方法で改善が見込めるのは、あくまで「老人性イボ」の場合だけであり、その他の原因で出来たイボに対しては逆効果となる場合があることに注意してください。
特に注意したいのは、イボの正体が「悪性腫瘍」だった場合です。
老人性イボなら放っておいても健康被害は出ませんが、悪性腫瘍なら一刻も早く治療しなければ命にかかわる可能性があるのです。
素人目には、老人性イボと悪性腫瘍の違いはなかなか分かりにくいものですが、ひとつの目安として「急激に大きくなったら悪性腫瘍」という見方があります。
悪性腫瘍は細胞分裂に伴いどんどん大きくなっていく傾向にあるため、あきらかに普通のイボよりも大きくなるペースが速いと感じたらすぐ病院に行って医師の診察を受けてください。
早いうちに発見できれば切除するだけで済みますが、放置するとガンなどの発生を誘発する可能性があるのが悪性腫瘍の恐ろしいところです。
でき始めの悪性腫瘍は、多くの場合老人性イボとほとんど区別がつきません。しかしサイズが大きくなってくると、痛みや痒み、腫れや違和感を伴うこともあり、場合によっては黒く変色することもあります。
本当に老人性イボなら痛みは全く無いはずなので、もしもイボから痛みなどを感じたら自己治療はすぐに中止して病院に行きましょう。